スマラプラ宮殿(クルタゴザ)
池の上に浮かぶように見えるバレ・カンバンは1940年代に復元されたものですが、その天井には見事なカマサンスタイルで描かれた天井絵が飾られています。
当時の王族の遺品や宝物などを展示しているのが、こちらの博物館です。
華やかだった王朝の金銀の食器や武器など、当時の時代を感じることが出来ます。
絵画や彫刻にも、当時のオランダとの戦いを描いた絵なども展示されています。
裁判所にあった調度品なども収容されていて、細かな細工が施された裁判所の椅子や机などがガラスのケースに入れられて保存されており、外気にさらされて風化しないような措置もとられています。
半鐘のようなものがぶら下げられており、敵を発見したときに鳴らされていたようです。
バリ島東部の知られざる歴史のひとつですね。
外気に触れていることもあり、保存に関しては余計なお世話ですが、少し心配になる要素です。
こういったオープンな観覧も、バリ島ならではのことだと思います。
ラーマヤナなどの宗教に関する物語を題材に細かく描かれており、その文化的な価値はかなり高く見ごたえも満足する壮大さです。
周囲には塩田やダイビングのスポット、観光用の潜水艦が運航していて見所の多いエリアとなっています。
ご利用案内
アクセス | ヌサドゥアから車で1時間30分 |
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所要時間 | 15分~30分 |
開園時間 | 7:30~17:00 |
入場料金 | 大人Rp.5,000、子供Rp.2,000 |
※掲載情報は、予告なく変更される可能性がございます。 |