トゥンガナン村
トゥンガナン村は、バリの先住民「バリアガ」が住む村として知られています。
この村は、バリ島の他の土地とは少し違った文化・伝統を厳しく守っている村で、独自の習慣や行事があります。
その中でもトゥンガナン村は、アタ製品やトゥンガナン独自の織物グリンシンの産地として有名な、観光スポットとなっています。
アタ製品目当てに、バリ雑貨のバイヤーも多く訪れる場所です。
南部エリアよりも安く手に入ると、アタ製品を買うためだけに訪れる人もいるそうです。
通常の絣は、縦糸か横糸どちらかを染めて織り上げられますが、グリンシンは縦糸、横糸とも染められた、ダブル・イカットで、織り上げるのに大変な時間と労力が必要となります。
グリンシンは、高級イカットとして高値で取引されています。
今でも村の人々は、村出身以外の人と結婚することを許されておらず、村以外の人と結婚する場合は、村から出て行かなければならないとされています。
しかし実際には、村のエリアに住むことは許されますが、村の組織の一員とは認められなくなるとのことです。
その様子は、まるで外部からの侵入者を拒んでいるようです。
その他にも、トゥンガナン村には様々な独特の習慣や行事があるので、是非一度は訪れていただきたいスポットです。
ウブド方面からもアクセスが可能なので、ウブド観光と併せて訪れるのも良いですね。
南部リゾートエリアとはまた違った雰囲気の、古来の伝統を守っている素朴な村を、是非尋ねてみてください。
ご利用案内
アクセス | ヌサドゥアから車で2時間 |
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所要時間 | 15分~30分 |
開園時間 | 7:00~18:00 |
入場料金 | Rp.5,000 |
※掲載情報は、予告なく変更される可能性がございます。 |